- 2019.7.25新しい仲間を紹介します
- 2018.11.16AGX Dynamicsユーザーセミナーを開催しました
- 2018.4.26日本-スウェーデンビジネスイベント
- 2018.2.14コラムに「新事業開拓」を追加
- 2017.4.13新しい仲間を紹介します
「CarSim/BikeSim線形化機能セミナー」を開催しました
こんにちは。代表の永瀬です。
先週の6月27日に、今春リリースされたCarSim8.2、BikeSim3.2に標準搭載された新機能『線形化(Linearization)機能』のユーザー様向け特別セミナーを東京で開催しました。
『線形化機能』はユーザー指定の任意の時刻でモデルの線形行列を出力する機能です。MathWorks社の「MATLAB」制御系ツールと一緒に使うことにより、線形解析(根軌跡出力、ボード線図出力等)が可能となります。操縦性・安定性のより深い理解や、自動運転制御への適用などが期待出来ます。
今回、本機能の開発者、Mechanical Simulation社 Dr. Watanabeを講師として招き、理論とPCでの実習で実践的なセミナーを実施しました。
また、特別講師として富士重工業(株)の松野様をお招きして、CarSimユーザーの立場から『線形化機能』のニーズや期待についてご講演いただきました。
満席のセミナー会場はユーザー様の熱気があふれ、活発な質疑応答が行われました。
今後、『線形化機能』がお客様の研究開発に有効に活用されることを期待しています。
セミナー風景
セミナーテキスト
2013年度「車両運動力学の基礎」トレーニング講座が始まりました
副社長の滝田です。
車両を俯瞰的にシステムとして捉えられるエンジニアを育成したい、という強い思いを持って開講した「車両運動力学の基礎セミナー」。
本日5/17(金)より第二期が始まりました。
第二期の受講生は6名、志の高い若いエンジニアの方々にご参加いただいています。
皆さん意識の高い方々で質問や意見がバンバン出ます。
休憩時間中も意見交換が続くのでどこで休憩を入れてどこで授業を再開していいか判らない状況が頻繁に起きます。
多くの議論を重ねて高いスキルを身に着けていただきたいと思います。
私たちも最大限の協力をさせていただきます。
本日の乗り心地の章での一コマ、中村講師曰く「エアサスは人にも車にも道路にも優しい」。
50年前に作った日本のインフラが耐用年数を迎えようとしている中、エアサスが普及するとその寿命も伸びる?と思える内容でした。
「車両運動力学の基礎」無料体験セミナーを開催しました
副社長の滝田です。
昨年に引き続き今年も「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第二期を開催します。
スタートは5月17日です。
本講座に先立ち実際の講座を体験していただく無料体験セミナーを11日名古屋、12日東京で開催しました。
写真は東京での様子です。。
中村講師の陽気で軽快な口調(関西弁)に受講者の皆様も終始笑顔で聞き入っていらっしゃいました。
そもそも、なぜこの講座を開催しようと思ったのか?
それは自動車業界の開発設計部門に所属する若いエンジニアのスキル底上げをしたいという思いから始まりました。
近年の設計業務は、コンポーネントごと、開発工程ごとに細分化され与えられた専門分野だけの設計を行っているように見受けられます。
車両の挙動は、バネ上、サスペンション、タイヤ、プレーキ、ステアリング、パワートレイン・・・・と各コンポーネントがそれぞれ相関わっています。
タイヤはサスペンションに影響し、
サスペンションはステアリングに影響し、
ステアリングはタイヤに影響し、
サスペンションはバネ上ボディに影響し ・・・・ と
車両としてそれぞれが相関を持って挙動している事を理解して設計業務にあたる事が必要と考えてます。
そこで本講座では、トム・ジリスピー氏著の「Fundamentals of Vehicle Dynamics」を使って車両の各コンポーネントの基礎を勉強し、次にそれぞれがどう関わっていくかを中村講師が解説していきます。
講義は各章ごとに解説用の資料を別途日本語で用意し行います。
教科書に出て来る英語も習得も目指します。
多くの方のご参加をお待ちしております。
VehicleSimバージョンアップセミナーを開催しました
こんにちは。技術担当の板井です。
先週3/21,22に東京、名古屋で「VehicleSimバージョンアップセミナー」を開催しました。
今回のバージョンアップは VsVisualizerの進化、線形化機能の追加、タイヤ力計算の改善など充実した内容になっています。
VehicleSim製品をお使いくださっているお客様からご質問をたくさん頂き、VehicleSim製品に対する熱意が伝わってきました。
また、併せて頂きましたご要望は今後のバージョンアップの糧となります。
今後も必要に応じて製品の最新情報を展開いたします。
第1期「車両運動力学の基礎」トレーニング講座全課程を終了しました
こんにちは。技術担当の有賀です。
1月18日(金)に、「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第6回が行われました。約半年間に渡って行われた本講座も早いもので最終回を迎えました。
最終回のテーマは「タイヤ力学」でした。
ドイツのカールスルーエ大学で初めて開発されたタイヤ試験機を使って、回転中のタイヤが発生する力を理解する事が出来ました。その力の発生を説明するタイヤ・モデルとして、「網目理論、ブラシモデル、ビーム理論、回帰式モデル」等がドイツを中心に開発されました。車両の運動方程式と、タイヤ・モデルが組み合わされて初めて、タイヤ・車両系の運動シミュレーションが可能になりました。最終講義は、それらのタイヤ力学を学びました。
また、最終回では、なんと教科書として使用していました「Fundamentals of Vehicle Dynamics」の著者であるThomas Gillespie 博士をお迎えし、50分間のスペシャル講座もありました。講座後の質疑応答の時間では、受講者の方々から積極的に質問が飛び交い、とても充実した内容となりました。
講座後は受講者の皆様、Gillespie 博士、講師 中村、スタッフで懇親会を開きました。和気あいあいとした和やかな雰囲気でした。
受講生の皆様、本当にお疲れ様でした。
Gillespie 博士を囲んで記念撮影
Fundamentals of Vehicle Dynamics One-day-Course Ph.D. Thomas D. Gillespie
副社長の滝田です。
1月16日、メカニカルシミュレーション技術顧問でミシガン大学元教授のトム・ジリスピー博士によるFundamentals of Vehicle Dynamics One-day-Courseを東京品川にて開催しました。
募集開始から間もなく定員に達してしまい、お断りした方々には大変申し訳ありませんでした。この人気ぶりを見て改めてジリスピー博士の偉大さを認識しました。
今回の目玉は車両運動の基礎を全て英語で聴講でき、まさにミシガン大学の模擬授業が受けられるところにあります。
参加者の皆様には満足していただけたと思います。
講義の内容は自身の著書である「Fundamentals of Vehicle Dynamics」から
Chapter1 Introduction
Chapter 6 Basics of Handling (Cornering)
Chapter 8 Steering Systems
に的を絞って進められました。
全てを習得するには最低三日コースにする必要があります。
なぜ車は曲がるのか?という問い掛けから始まり各コンポーネントがそれぞれ相互関係を持って挙動として現れる、というシステムとしての仕組も説明してもらいました。
講義の中では様々な解析事例のビデオによる紹介もあり受講者の方々(私も含め)が食い入るように見ていた姿が印象的でした。
また、講義終了の質問セッションでは何人かの方が並んで順番を待つ状態になりジリスピー博士の人気が伺えました。
「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第5回終了しました
こんにちは。技術部の有賀です。
7月から全6回、月に1回ペースで開講している「車両運動力学の基礎」講座ですが、先日12月14日に第5回目の講座が行われました。
今回のテーマは「操舵系」と「横転」でした。
講師の中村曰く、教科書として使用している「Fundamentals of Vehicle Dynamics」は、米国でSUV (Sport Utility Vehicle) の転倒事故が多発して技術開発が始まってから、唯一の理論書として大いに活用されている書とのことです。
以前からこの本を、「車両運動力学」を学ぶ上で最適な書であると熱弁していた中村ですが、今回もまたこの本の素晴らしさを再認識した様子でした。
また、本講座も第5回目を迎え、回を重ねる度に受講者の皆様同士親しくなられているご様子。
写真は、休憩時間に、受講者の方々、講師で今後の自動車業界の動向について議論し合う様子です。
いい雰囲気ですね。
受講者の皆様、お疲れ様でした。
岩手県立大オンサイトセミナーを実施しました
こんにちは。技術担当の有賀です。
先週11月22日(木)、岩手県立大学にセミナーでお邪魔しました。
岩手県では自動車産業(特に盛岡では組み込み産業)の発展に力を入れています。
今回のセミナーもそんな背景のある岩手県が主催となって企画していただき、会場となった岩手県立大学様には窓口としてもご尽力いただきました。
参加者は企業の方や学生さんで全8名の方。
9時から15時半までのセミナーでしたが、参加された皆さん真剣に受講していただき、とてもうれしく思いました。
これを機に今後もVMCが微力ながら岩手県の自動車産業発展のお力になれれば・・・最後に県立大の地域連携課長様とそうお話してきました。
参加された皆様、セミナー開催にご尽力いただいたご関係者の皆様、ありがとうございました。
初めて乗った東北新幹線「こまち」。とってもきれいでした!!
「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第4回終了しました
こんにちは。技術担当の有賀です。
11月1日(木)に、「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第4回が行われました。
全6回コースである当講座もいよいよ後半に突入です。
さて、講師である中村の自宅には、奥様に「何とかして!」と言われてしまうほどの書籍の数々が、部屋いっぱいに並べられているそうです。その書籍のほぼ全てをページが擦り切れるほど何度も何度も読み返しているとのこと。実際、中村の書籍はマーカーや赤線でいっぱいです。
毎回、教科書の範囲に留まらず、中村から受講者の皆様へ講座テーマに沿った参考書籍を紹介するのも、当講座の魅力の一つではないかと思います。
今回のテーマは「サスペンション」。
今回は、サスペンションを学ぶ上でお役立て頂けそうな中村推奨の書籍を、セミナールームの片隅に並べてみました。
写真はそれらの書籍を中村が受講生の皆様に紹介している風景です。
さて、当講座では Thomas D Gillespie著「Fundamentals of Vehicle Dynamics」を教科書として使用していますが、2013年1月に著者である Thomas D Gillespieの来日を予定しています。
さらに、本人による無料セミナーの開催も企画しています。
詳細は決定次第弊社ホームページでお知らせいたします。
乞うご期待ください。
「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第3回終了
こんにちは。技術担当の有賀です。
9月21日(金)に、「車両運動力学の基礎」トレーニング講座第3回が行われました。
今回のテーマは、「走行負荷」と「定常旋回」の2本立てでした。
特に「定常旋回」は、理論的に奥が深く、車両運動の奥の院と言われる分野とのこと。全6回で行われる本講座の中でも、受講者の皆様に伝えたいことが特に多い分野だと、講師の中村も前日夜遅くまで講座の準備に励んでいました。
そんな今回のテーマ「定常旋回」の講座終了後、セミナールームへ入ると、受講者の皆さんが一つの机を囲んで、議論を繰り広げていました。本セミナーを機に、普段は異なる会社で活躍される皆さんが、この講座で講座仲間になり、お互いに刺激し合いながら、講座全体が徐々に良い雰囲気になっていることを感じ、主催側の私はとてもうれしい気持ちになりました。とても素敵な様子だったので、その瞬間を1枚記録させていただきました。
今回は、昼食時に懇親会として、受講者の皆様、講師、スタッフ、全10名で昼食会をしました。肩の力を抜いて、講座中には話せないいろいろな話が飛び交うとても楽しい時間でした。
受講者の皆さん、第3回講座お疲れ様でした。
講師、スタッフ一同、次回も皆様のお越しを心よりお待ちしております。